*1単元を通した先生とのリレー型授業*
本授業では、先生と企業で1つの単元の流れを検討し、企業による授業を2回実施する取り組みに挑戦しています。 授業とのつながりの強化と、講師と子どもたちのコミュニケーションの活性化を目指した取り組みとして実施しております。

<授業の流れ>
■1時間目:学習前テスト
 生活の中で経験則としてどのくらいの知識があるのかを確かめる

□企業授業1:手でさわれるシャボン玉を作ってみよう!
 器具を使って正しく「測る」ことの重要さを体験し、これから行う実験や、使う実験機器に興味を持ってもらいます。

■2時間目:器具の使い方
 「もののとけ方」で使う器具の練習をする
■3時間目:溶けるという意味
 ものが溶けると透明になることを知る
■4時間目:ものが溶けると重さはどうなる?
 ものが溶けると消えてなくなるのではなく、溶かした分だけ重さが増えることを知る
■5時間目:ものはいくらでも溶けるかな
 ものが溶ける量は限りがあることを知る
■6時間目:溶け残ったものを溶かすには?
 温めたり、水を増やせば溶ける量が増えることを知る
■7時間目:溶けたものを取り出す方法
 温度を下げたり、水を蒸発させることで取り出せることを知る
■8時間目:もののとけ方・卒業試験
 でんぷんと食塩が混ざってしまった白い粉を食塩とでんぷんに分けてみよう!

□企業授業2:色を分けてみよう!
 蒸発やろ過、遠心分離など「取り出す」方法は身近な所でも使われています。紙を使った色の取り出しや磁石を使った色の取り出し方に挑戦します。

<関連単元>
5年下巻 もののとけ方

<時間>
各回45分

<企業の授業概要>
講義1 手でさわれるシャボン玉を作ってみよう!
手で弾ませることができるシャボン玉と、弾ませることができないシャボン玉液と何が違うのか考えてもらいます。同じ成分でも、入っている分量によって性質が変わるため、分量を決めてものをつくる大切さに気づいてもらいます。 また、発展として、いろいろなものを開発するために、常に同じ条件で実験できるよう同じ容量を分注することの大切さを伝え、企業が作るロボットについて紹介します。


講義2 隠れた色をさがしだそう!~ペーパークロマトと磁性ビーズによる分離実験~
蒸留やろ過など「取り出す」技術は身近なところでとても活躍しています。今回は、ペーパークロマトという方法を使ってサインペンに入っている色のとり出し方と青い色水から青い色素だけをとり出す方法を考えます。「ものの取り出し方」に注目した実験を通して,調べることの面白さ,大切さを確認します。 また、会社のロボットでは磁石をつかったものの取り出し方が行われていることを説明し、勉強する内容が社会に役立っていることにつなげます。
実施報告

1月13日、29日に馬橋小学校で実験教室を開催しました。

□当日の様子
pss実験教室1
  • 【1日目】割れないシャボン玉に関心を持ち、「適切な器具を使って正確に測る」ことに真剣に挑戦していました。なれない駒込ピペットの使い方には苦戦していた様子ですが、多くの班がシャボン玉作りに成功しました。
  • 【2日目】予想に反し、黒や茶色に、ピンク色やオレンジなど明るい色が入っていたことに驚いた様子でした。また、磁石を使ってものを分離する、同社の開発するロボットに実際に触れ、興味津々でした。世界で活躍する企業が自分たちの身近にあることは子どもたちに強い印象を残したようです。
□子供の声
  • 科学は世界で色々なことに役立っていて、わたしも、そういう世の中に役立つことをしたいなとおもいました。今日やった授業もおもしろかったです。
  • 知らないけど私たちの生活に役立っている機械がたくさんあることを知りました。これからも理科にたくさん興味を持って勉強していきたいです。ありがとうございました。
  • 理科には、いろいろな道具や、実験があって、楽しいなと思いました。
  • いろいろな場面で理科が役立っていることがわかりました。この技術がなかったら生活が不便になると思いました。
  • すごくたのしかったです。理科がすきになりました。そして水性ペンの色もこんなに色がまざっているんだ。と思ってビックリしました。家でも実験したいと思います。
  • 世界に技術が伝わっているのはすごいです。

<関連情報>
企業ホームページ