牛肉を食べてもウシにならないのはナゼ?

しょうかぁ!食べ物は消化されるんだ! ~コラーゲンの性質と消化実験~


牛肉を食べてもウシにならないのはなぜだろう?牛肉に含まれる成分の1つ、コラーゲンに注目して考えます。まず、コラーゲンがからだの中でどのような働きをしているかを実験で調べます。コラーゲンは人のからだには欠かせない成分ですが、牛のコラーゲンがそのまま人の体に取り込まれるのではありません。消化液を加えると、分解されることを実験で確かめ、食べたコラーゲンは消化吸収され、人のコラーゲンが新たにつくられていることを学びます。

<関連単元>
6年下巻 からだのつくりとはたらき

<時間>
45分

<内容>
【導入】コラーゲン(ゼラチン)ってどんなもの?
【実験1】温めたゼラチンを冷やしてみよう
【講義】私たちの体は何でできている?体にたくさん含まれるコラーゲン
【観察】牛の骨、豚の骨を観察してみよう
コラーゲンを抜いた骨、カルシウムだけの骨を観察
それぞれの成分の役割を実感する
【講義】私たちがご飯を食べるわけ
【実験2】食べたものはどうなる?~ゼラチンの消化実験~
【まとめ・発展】食べたものは消化され、体に必要なものに作りかえる。

実施報告

08年11月7日 北方小学校で実験教室を開催しました。

09年1月15日 牧園小学校で実験教室を開催しました。

□当日の様子
マブチモーター実験教室
    • 当日は12名のスタッフと講師が小学校へ行きました。
      子どもたちの目の前にはコラーゲンだけになった骨とカルシウムだけの骨。体を支える骨がコラーゲンの弾力性と、カルシウムの硬さでできていることを肌で感じることができました。
      肉を食べると私たちのおなかの中で何が起こるんだろう?ゼラチンに消化液を加え、おなかの中を再現。冷やしてもゼラチンが固まらないことに驚きの様子でした。
      班に1人ずつついた研究者は気さくな雰囲気のお兄さん、お姉さん。子供たちは積極的に発言や質問をしていました。
  • □子供の声
    • ゼラチンを冷やすとかたまるのを知って、びっくりした。牛肉を食べて牛にならないというのはわかっていたけど、なぜならないか知ることができて、楽しかったです!!
    • コラーゲンは私達の体にとても必要だった事がわかりました。コラーゲンとゼラチンは、関係があった事も、知りました。意外と、コラーゲンは、体のいろんなところに使われていて、おどろきました。
    • 今まで知らなかったことや、不思議に思っていたことが身の周りに役立っていたりして少しおどろいた。又、分かりやすくて、もっとやりたいと思った。
    • 先生はとてもやさしく、質問したらそれ以上にいろいろな事を教えてくれたので、また来てほしいなと思いました。
    • とってもおもしろかった。私たちの体の機能ってこうなっているんだ、とすごくはっきりわかって楽しかったし、おどろいた。また、豚の骨など、実物もあって、イメージがわきやすかった。
    • コラーゲンとゼラチンが同じだってことにはおどろいた。それに、コラーゲンを温めるとゼラチンになるのに冷やしてもコラーゲンにはならないのが、不思議でおもしろかった。
    • ぶたの骨をコラーゲンだけにしてさわったかんしょくがぶにょぶにょしててとてもおもしろかったです。
    • 特別講師の先生の話は、すごくこまかく説明してくれたのでわかりやすかったです。また一緒に授業をやりたいと思いました。
    □教員の声
    • 子どもが興味をもって取り組める内容で「理科」を楽しく学んでいた。
    • 子どもたちが大変興味深く取り組んでいました。理科で「からだのつくりとはたらき」について学習したので関連づけて考えることができたと思います。
    • 説明が丁寧でした。内容は少し難しいですが、講師の方が分かりやすくやさしく子どもに接してくださったのが印象的でした。
    • 1グループに1人ついて下さり、支援してくださったので、実験も的確でよかったです。説明も的確で小学生でもとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。


    <関連情報>
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