牛乳を変えたのはダレだ!?

1時間目は、牛乳と発酵乳(ヨーグルト)の違いを、におい、外観、リトマス紙などにより確認します。2時間目は、顕微鏡観察により、発酵乳の中に乳酸菌がいることを発見します。牛乳と発酵乳の違いは乳酸菌が生きていくための営みによってできたことを知り、全ての生き物は、生きる力を得るために、食べ物を変化させ、栄養分を取り込んでいることを理解します。
これは「からだのつくりとはたらき」で学ぶ、「消化」の意味を知るための導入・発展になります。
<関連単元>
6年下巻 水よう液の性質 / からだのつくりとはたらき
<時間>
45分×2
<内容>
1時間目
【導入】牛乳からヨーグルトができるのはなぜだろう?
【実験1】牛乳とヨーグルトをくらべてみよう
見た目やにおいで比べてみよう
水よう液の性質をリトマス紙を使って調べてみよう
【実験2】牛乳を〝酸性〟にするとどうなるか調べてみよう
〝酸性〟の水よう液(レモン汁)を加えて牛乳を酸性にしよう
【講義】ヨーグルトは酸性でどろどろしていた
牛乳を酸性にするとどろどろになった
2時間目
【導入】牛乳からヨーグルトを作るとき、レモンはいれていない。
では、牛乳はどうやって酸性でどろどろなヨーグルトになったんだろう?
【観察1】牛乳を変身させた生き物を見てみよう
【講義】乳酸菌はどうやって生きているの?
【まとめ・発展】微生物も人間も生き物はみんな、生きるために食べ物を変化させる力を持っている。
私たちは微生物の力をかりて、おいしいものを手に入れている。
実施報告
1月15日 市川市立二俣小学校で実験教室を開催しました。
□当日の様子
- 講師と班ごとのアシスタントが普段の仕事を簡単に紹介。飲み物を作るためにたくさんの仕事があることが見えました。
- 牛乳とヨーグルトの違いをにおいやリトマス紙などを使って調べました。ヨーグルトが酸性であるという結果は子どもたちの予想外でした。
- 牛乳にレモン水を入れるとヨーグルトのようにどろどろになる現象を目の当たりにして子どもたちは驚いた様子でした。
- 小学校にはない大きな顕微鏡をワクワクしながら覗いていました
□子供の声
- 乳酸菌はどうやって発見するのかが、不思議に思いました。それを自分で調べて、発見してみたいと思いました。
- 私は、ヨーグルトに乳酸菌が入っているのをしってとてもびっくりしました。どうやって乳酸菌を集めるのかなと思いました。
- やさしく話をしてくれたり、にこにこしながらはなしてくれるからふつうに話しかけられたりできてよかったです。
- 私は水溶液の勉強が好きです。もともと嫌いでした。でもわかるととても面白い!ということが分かってから好きになりました。そして、今日の
- 授業でもっと好きになりました。ほんとうにありがとうございました。
- 普段出来ないことができてたのしかったです。家族にも教えてあげたいと思いました。
- いろいろな所に理科があると言っていて食べ物もそうだったことがすごかった。
- ヨーグルト一つつくるのでもおいしくするためにいろんな人が動いているのが分かりました。もっと発酵について知りたいです。
- いつもよりたのしくて、いろいろなことがわかったからよかったです。乳酸菌が微生物だったのは知らなかったから知れて良かったです。
- (菌は)カルピスだけではなく、みそやいろいろなものをつくっていてすごいなと思いました。私は大人になったら、カルピスの仕事をやってみたいです。先生方が何をしているか見てみたいです。
□教員の声
- 給食時に牛乳とオレンジで牛乳が固まるかの実験をしていた。学習したことに反応した姿といえる。
- 専門家の話を聞いたり、新しい体験をすることは科学好きの子供を育てる
- 単元や年間を通して計画的に行うと、より子どもたちの興味関心が高まり、より効果的な学習になると思う。
- 子どもが乳酸菌に興味を持った時に、すぐに答えてくださった。これは専門的な知識がないとできないので、子供の欲求を満足させていただいた。
- 学習したことが生活の中に結び付けられる内容だった。
- 講師数、実験器具、視聴覚機械等が充実していた。そのため、子どもたちにわかりやすかった。
<関連情報>
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