リバネス沖縄 第5回 先生向け無料実験研修「授業でできる!遺伝子組換え実験!」を実施しました。

2011年4月24日(日)、沖縄県の興南中学校にて実施した第5回先生向け無料研修の活動を報告します。

若手研究者を講師に迎え、DNA抽出実験や遺伝子組換え実験を体験していただきました。今回の遺伝子組換え実験では、サンゴ由来の蛍光タンパク質KikG(キクメイシ緑色蛍光タンパク質)とその改変型で、紫外線照射によって色変化をするKikGR(キクメイシ緑赤色蛍光タンパク質)の遺伝子を用いて、緑色蛍光を発する大腸菌の作出とその蛍光観察を行いました。

※使用した実験キットは、独立行政法人理化学研究所の宮脇敦史博士の協力の下で開発した蛍光タンパク質遺伝子組換えキットを使用。

イベント概要
■日 時:2011年4月24日(日) 10時~16時
■講 師:琉球大学理学部 若手研究者
■対 象:中学・高等学校の教員
■参加者:12名(沖縄県名護市、沖縄市、那覇市、鹿児島県の中学校、高校、学習塾の先生が参加)
■参加費:無料
■会 場:興南中学校
後 援:沖縄県教育委員会
■協 力:興南中学校、琉球大学理学部日高研究室


当日の様子
・DNAに関する講義とDNA抽出実験
まず最初にDNAや遺伝子といったキーワードについて解説し、ブロッコリーを用いてDNA抽出実験を行いました。

・実験の事前準備
遺伝子組換え実験に必要な試薬や設備などの事前準備について解説し、実際にLB寒天培地の作製を体験していただきました。

・遺伝子組換え実験
実験の原理や周辺知識だけでなく、ピペットマンなどの実験器具の操作方法についても解説・練習を行いました。

・組換え大腸菌の蛍光観察
当日は十分に培養する時間がないため、事前にスタッフが用意した組換え大腸菌を使って蛍光観察を行いました。写真の右のプレートがkikG、左が日光照射により赤色に蛍光が変化したkikGRの蛍光となります。

また、当日は講師が所属する研究室の協力により、実際のキクメイシが発する蛍光を観察することができました。

ブラックライト照射前 ブラックライト照射後

 

・サンゴの研究紹介

講師によるサンゴの研究紹介を行い、サンゴについて解説を行いました。


使用したキット・機材
・DNA抽出キット  http://www.lvnshop.com/shopdetail/005001000003/
・蛍光タンパク質遺伝子組換えキット  http://www.lvnshop.com/shopdetail/005001000001/
・レンタル機材(ピペットマン、インキュベーター、ウォーターバス)
http://www.lvnshop.com/shopbrand/007/X/


アンケート結果
・満足度調査(n=12)

・参加者の声
その1:毎回興味深い実験研修ばかりなので、次回も楽しみです。
その2:ぜひ条件を整えて(キットも購入して)実験をやってみたいと思いました。
その3:なかなか準備するのが難しい。


今後のイベント
・<大阪> 5月21日 授業でできる遺伝子組換え実験 (本イベントは終了致しました)
・<沖縄> 8月7日 色素増感型太陽電池 (予定)