2009年3月16日8時43分(米国東部夏時間3月15日19時43分)に若田宇宙飛行士を載せたスペース シャトル「ディスカバリー号」が無事国際宇宙ステーション(ISS)を目指して打ちあがりました。若田宇宙飛行士は今後約3ヶ月間、ISSに滞在して数々 のミッションをこなす中で、宇宙教育プロジェクトの紹介をするビデオメッセージを「きぼう」の中で撮影していただきます。そして、2009年6月に帰還す る際には宇宙教育プロジェクトで利用する植物の種子を一緒に持ち帰る予定になっています。(写真:NASA提供)
【2009/3/16】(文:藤田大悟)
ケネディー宇宙センター視察などの様子は->ブログでも報告しています。
若田宇宙飛行士の打ち上げ成功
今 回の打ち上げを視察するために、宇宙教育プロジェクトからもプロジェクトリーダーの藤田と、相模女子大学高等部の先生、生徒の3人がケネディー宇宙セン ターへ行きました。しかしながら、打ち上げ直前の燃料充填時に水素燃料のバルブに不具合が生じ、打ち上げが延期してしまいました。これによって視察は断念 し、日本で見守る形となりました。
若田宇宙飛行士を乗せたスペースシャトルの打ち上げミッション(STS-119) では、打ち上げ後ISSとドッキングして、太陽光発電パネルを設置するためのトラスをはじめ、実験機材や補給物資をISSへ運び込みます。また、若田宇宙 飛行士のロボットアーム操作によりトラスの設置を行います。スペースシャトルは13日間で地球へ帰還しますが、若田宇宙飛行士は日本人で初めて、約3ヶ月 ISSに長期滞在し、「きぼう」の船外実験棟の取り付けなど様々なミッションを行う中、宇宙教育プロジェクトのビデオメッセージの撮影もしていただくので とても楽しみです。
打ち上げ映像や若田宇宙飛行士の参考ページ
打ち上げの瞬間の映像はこちら:http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/(Discovery Lifts Offを選択下さい)
若田宇宙飛行士の長期滞在ミッションについてはこちら:http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/wakata/about/
抗体医薬最前線!生き物のチカラがカギ
ゲスト:井上 浄氏
[2009-02-08] 抗体医薬最前線! ゲスト:井上 浄氏 <講師>:北里大学生体防御学講座助教
今日の講師は、記念すべき第一回「免疫の仕組み」で講師を務めた、北里大学助教の井上先生でした。テーマは、世の中に出てきたばかりの「抗体医薬」。、ちょっと難しそうな印象でしたが、井上先生の軽快な語り口にそんな不安ばすぐになくなってしまいました。
「抗体」ってそもそもなに?ということがわからないと、抗体のお話はできない。ということで、今回も出ました「抗体物語」。5種類の働きを、抗体戦隊クッツクンジャーの活躍に見立てて、基本的な免疫の仕組み、これ以上ないというほどわかりやすく説明してくださいました。

そして、世界で驚異的な成長率を続ける抗体医薬市場に、日本のある2つの企業が打って出ようとしているという、医薬開発最前線のお話で、盛り上がりは最高 潮に。最後は、世界中の研究者が開発に取り組む抗体医薬は、まさに日進月歩の勢いで進んでおり、いまある薬で治せない難治性の病気、エイズ、アルツハイ マー、リウマチ、多発性硬化症、肝ガンなどに光を射すだろうという話しでした。日頃、想像することもない医薬品開発の話しをこれだけ身近に感じることも少 ないのではないでしょうか。
終了後から懇親会までの間も、先生への質問が絶えません。アフターカフェ(懇親会)では、美味しいお酒と美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、再び研究の話に。じつは皮膚や、医薬の研究者が複数参加されていたことが発覚し、益々ヒートアップ。 「マイナスイオン?遺伝子に効く化粧品?」など非科学的な話しがまかり通るなか、どうやって正しい科学知識を広められるかという話まで、議論は文理を超えて広がっていきました。
最後まで、お付き合いくださった井上先生、ありがとうございました。
*スケジュール
15:30 開場
16:00 サイエンスカフェ開始@Cafe de Leavanest
18:00 サイエンスカフェ終了・その後懇親会
【開催場所】
Cafe de Leavanest(カフェ・ド・リバネス)
四ツ谷三丁目駅徒歩1分 アスナロビル3階
【参加費】
1名あたり1,000円(税込)(ワンドリンク付き)