遺伝子のコピー機~ノーベル賞技術PCRを体験~

対象学年:中学生~

ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase chain reaction:PCR)は、DNA複製の原理を利用した特定の遺伝子配列のみを増幅する技術です。この技術は、遺伝子組換え技術などに必要な遺伝子クローニング(遺伝子のコピー)を、簡単かつ短時間で行うことを可能にし、現在のバイオテクノロジー分野の発展に大きく寄与した重要な技術です。本実験教室は、バイオテクノロジーにおいて最も重要な技術であるPCRの仕組みや、DNA(デオキシリボ核酸)複製などを幅広く学習することを通じて、DNAについての総合的な理解をすることを目的としています。

実験概要

ウイルス(ラムダファージ*1)から抽出したDNAの一部を、PCRにより増幅します。アガロースゲル*2電気泳動*3を行った後、染色することによりDNAを観察可能にし、PCRを行い増幅しようと思っていたDNAが増幅されたことを確認します。

*1大腸菌を宿主とするウイルスで、宿主に感染し行動を共にするバクテリオファージ(細菌に感染して菌体を溶かして増殖するウイルス)

*2寒天を主成分にしたかたまり

*3溶液中のプラス又はマイナスの荷電状態の違いを利用して、電場をかけて異動させる技術

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