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教育応援プロジェクトvol.4 地球環境を身近な視点で

教育応援プロジェクト制作に寄せて

「教えるのではなく、伝える」実験教室を実施する時に常に心に留めている言葉です。企業や大学の研究者と共に 体験する実験教室が終わった時、子どもたちの心はどう動いているのか。それを想像しながら、目の前にいる子ども たちとコミュニケーションをしていきます。そのためには、「自分は何を伝えたいのか?なぜそれが必要なのか?」 を自分に問い続けなくてはいけません。最近ニュースをにぎわしている「事業仕分け」。たった 1 時間の中で何かを 決定する中で、大きなウエイトを占めるのが、担当者の事業に対する「熱意」だと、ある仕分け人の先生がお話して いました。目の前の子どもたちの心を動かすのも、国の事業を動かすのも、結局は人が人を動かす熱意、それがスター トなのだと思います。今後も、「アツイ」想いを持って、「教育応援プロジェクト」の輪を広げてまいります。
編集長 楠 晴奈

コンテンツ一覧

大気から生まれ、大気へ還る~
循環する生分解性プラスチック~

文房具、書類棚、容器、パソコン、電化製品…周りを見渡すと、そこかしこにプラスチック製品があります。一般 的なプラスチックは石油からつくられたポリエチレンやポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート (PET)な どの高分子化合物。軽くて丈夫、そして成形しやすいために多くの製品に利用されている素材ですが、その一方で 山の中や海辺に製品そのままの形で捨てられているのを目にすることも増えてきました。この問題を解決する素材 として、生分解性プラスチックへの期待が高まっています。

生分解性プラスチック分解菌を探そう!

「土に埋めると、やがて微生物によって分解されて土に 還る生分解性プラスチック」ですが、「生分解性プラス チック分解菌」はどのような場所に多くいるのでしょう か。身の回りにいる分解菌の探査をしてみましょう!

君が主役になれる島、
隠岐國海士町~全国から人が集まる離島の高等学校の挑戦~

島根県から北60km、日本海に浮かぶ隠岐諸島の一つ の島である海士町は、島がまるごと国立公園に指定され ているほどの豊かな自然に加え、近年は独自のまちづく りや人づくりの取り組みによって有名である。そこにある 隠岐島前高等学校が来年度から、持続可能な社会をつく るリーダーを育成する「地域創造コース」と「特別進学 コース」を創設する。現在、全国から一期生を募集中だ。

第3 回空気の熱でお湯を沸かす
~ヒートポンプの最先端~

照明や家電製品は機器の効率化が進み、暖房も住宅の高気密・高断熱化で省エネ化が進んでいます。一方、家庭で消費されるエネ ルギーの1/3を占める給湯はまだまだという状態。「給湯の省エネ」がこれからの低炭素社会の実現に向けた切り札といえます。

身近になった、燃料電池
~これからは発電機を持ち歩く時代~

水素と酸素の化学反応というシンプルな発電装置である 燃料電池。1955年に電解質液の代わりに、液体を使 わない電解質である固体高分子膜が開発されたことによ り、より小型で、実用性のある燃料電池が作れるように なったのです。水素ステーションで車に水素を入れ、燃 料さえあれば充電のいらない携帯電話で連絡を取り合 う。そんな次世代型エネルギーとして、燃料電池は注目 されています。

教室からニューヨークの夜空を観測する

慶應義塾大学と五藤光学研究所が共同で開発した「イ ンターネット望遠鏡ネットワーク」は、いつでも、どこ からでもインターネットを通じて府中やニューヨーク、ミ ラノにある望遠鏡を操作し、24 時間リアルタイムで天 体観測が行えるシステムだ。天体写真の撮影や天体間 の角距離の計測も行うことができる。博士号取得後、 横手清陵学院高等学校で教鞭をとる瀬 ぜ ぜ 々先生は、生徒 の自由活動の一環としてこのシステムを活用している。

ロボット工作でものづくりの楽しさを

2009 年 6 月、愛知県名古屋市大須にロボット専門店 「ROBOBASE」が誕生した。店内には自分でプログラ ミングをしたり、形を自由に作ったりできるものなど、「見 て、触って、遊ぶ」をモットーに全国から集めた工作キッ トが並ぶ。創設者は工場の生産自動化システムを開発す る株式会社グローバックスの代表取締役社長後藤大介 さん。「ロボット工作を通じて子どもたちにものづくりの 楽しさを実感してもらいたい」と語る。

宇宙種がくれた夢の芽生え~探究型授業で、将来の志を育てる(安田女子中学高等学校)

8ヶ月の宇宙の旅を終え、若田宇宙飛行士と共に帰還したミヤコグサの種子を全国で調査する 「宇宙教育プロ ジェクト」。中国地方の代表として手を挙げたのは安田女子中学校だ。宇宙で過ごした植物の種はどのように 成長していくのだろう?そんなわくわくする謎に挑戦している生徒たちを支える、新宮先生にお話を伺った。

宇宙教育プロジェクト最新情報

国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟に 8 か月間保管していたミヤコグサの種子にどのような影響があるかを全国の中学高校生に調査して もらう「宇宙教育プロジェクト」。7 月 31日に若田宇宙飛行士と共に戻ってきたミヤコグサは全国 28 か所に授与され、実験が開始された。合計 671 名の若き研究員は、リバネススタッフによる出前授業を経て育成方法を学んだ上でミヤコグサを播種。その後、1週間に1度、育成状況を ノートに記録した。「宇宙教育プロジェクト公式 Web サイト」では全国から集められた地球と宇宙のそ

生徒の世界を広げる授業
~楽しい!を演出しよう(お茶の水女子大学附属中学校)

先生の授業は実験あり、カードゲームあり、ディベートあり。おもちゃ箱のようにわくわくする仕掛けがた くさん用意されている。時には他教科の要素も取り入れ、理科にとらわれない学びの場を創り出している。 自らを生徒が楽しい!と感じる瞬間を創り出す 「演出家」と称する前川先生のアイデアに迫る。

みんな違ってみんないい
~自信をつけ、力に変える体験授業(西武学園文理中学・高等学校)

西武学園文理高等学校ではマイクロソフト株式会社と株式会社ベネッセコーポレーションが開発した講座 「ロ ボットを作ろう、動かそう~4足歩行ロボットで学ぶ、情報社会の未来」を導入している。最初に先生が話す ことはただ一つ、「ルールに縛られるな。」3名1組でチームを組み、テキストを頼りに試行錯誤を繰り返す。

第3 回金星を見上げて授業をしよう
~地球の双子星「金星」の大気に迫れ!

宇宙は、サイエンスの宝庫。物理現象や化学反応、生物進化や生命の謎。広い宇宙を見あげること で、様々な疑問が思い浮かび、想像が広がることでしょう。 本コーナーでは、宇宙に関する最新のトピックスから、実際に宇宙を知る際に役立つ天体望遠鏡の 活用法、さらには天文部の活動にも役立つ情報を取り上げていきます。

あこがれの空で、自分の未来を見つける(帝京大学)

2010 年 4 月、帝京大学理工学部航空宇宙工学科に 4 年制大学で初めての「ヘリコプターパイロット養成コース」 が誕生する。コース設置のきっかけは、学科の第一期卒業生の活躍だった。彼は、在学中にパイロット養成学校へ通っ て免許を取得し、大学卒業後に民間のヘリコプター運航会社に就職。現在は 26 歳にして機長を務めている。「2 つ の学校に通いながら免許の取得をした学生がいるならば、学科でのカリキュラムと並行して、ヘリコプターパイロッ トの免許を取得するコースを作れるのではないか」そう考えた森教授は、本

研究は、自然を理解することへの挑戦(国立遺伝学研究所)

地球にいる数多くの生命は、どのようにして今の姿になったのか。1859 年にダーウィンが提唱した進化論は、それ までの世界観を大きく変化させた。「科学的な発見から新しい世界観を示すこと、それこそが基礎研究の意義であり、 魅力だと思います。」世界のゲノム研究の最先端を走り続けてきた国立遺伝学研究所の副所長を務める五條堀教授は、 研究の魅力をそう語る。

「やってみたい」を社会で活躍する力に(名古屋産業大学)

未曾有の経済危機。企業の業績悪化により、来春卒業予定の大学生の就職内定率(2009 年 10 月 1 日現在)は 62.5%で、前年同期より 7.4 ポイント下回っている。学生の就職活動に逆風が吹き荒れる中、就職率 100%を目 指して学びの視点を大きく変えた新しいプログラムが 2010 年 4 月から名古屋産業大学で始まる。

国際化学オリンピックの経験は社会での基礎力を育む

2009 年 7 月、世界 64 カ国 250 名の高校生が集った国際化学オリンピックイギリス大会。多くの生徒の中から選ばれた 4 名の日 本代表は、実験力の強化を目的とした合宿や大学生用の教科書を読破するなど数々の特別トレーニングを受けて本番に臨みました。 代表生徒の選抜とトレーニングなどを受け持たれた東京農工大学の米澤教授にお話を伺いました。

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生物学のヒーロー・ヒロインを目指して
~生物チャレンジのススメ~

「国際生物学オリンピックで『金』千葉の高3、日本初!」このニュースは、多くの 高校生や先生の目を引いたに違いない。1990 年にスタートした大会は、年々参 加国も増え、世界 56 カ国の高校生が挑戦する。国際生物学オリンピックの国内 予選にあたる「生物チャレンジ」の参加者も年々増加しており、今年は 2600 人 を突破した。今、なぜ生物チャレンジに挑戦する中高生が増えているのか。2005 年から運営委員を務める齋藤淳一先生にその魅力を伺った。

先生向け無料教員研修 4 地域同時開催!

「先端科学の情報を知りたい」「新しい実験を授業に取り入れたい」という先生の声から、株式会社リバネスでは先 生向け無料研修を定期的に開催しています。今回より地域を拡大し、東京、宇都宮、京都、沖縄の 4 地域で研修 会を開催いたします。

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