教育応援プロジェクトvol.1 今、教育を応援するということ
今、教育を応援するということ~教育応援プロジェクトで科学教育をもっと楽しく!~
広がる教育応援の環
企業、大学、先生等、社会が一丸となり、日本の理科教育 を応援していく。リバネスでは教育応援プロジェクトを 通じて、実験教室開催や科学雑誌「someone」の発行を 行うことで、理科教育の新しい活動を実践しています。
知的好奇心を呼び起こす
十分すぎる量の情報に囲まれ、知的好奇心を沸き立たせ る時間を持つこともなく育ってきた子どもたち。好奇心の 源泉ともなる「身近なふしぎ」は大人ですら処理しきれな い量の情報に圧倒され、もはや霧の中にあるかの如く見え なくなって来ている。2008 年12 月10 日発表の「国際 数学・理科教育動向調査」では、日本のテスト平均点は横 ばいか上昇という成績となり、文部科学省の発表では「学 力の低下傾向に歯止めがかかった」としている。しかし、 同調査の結果によると、「理科の勉強が楽しい」と回答し た生徒の割合は58%と、国際平均78%を大きく下回って いた。新しいことを知る楽しさを体験する機会が、今の子 どもたちには足りないのではないだろうか。しかし、最先 端の研究現場には知的好奇心を刺激する「ふしぎなこと」 があふれている。
研究者と学校のコラボレーション
学校の先生が教える理科と、研究者が携わる先端の科 学技術とのつながりを知り、一歩先の未来を想像するわ くわく感を体験するだけでも、子どもたちの知的好奇心 を呼び覚ますきっかけになるのではないだろうか。学校 の先生と、社会で活躍する企業や大学の研究者がコラボ レーションした「科学教育」を応援しよう、という思い で「教育応援プロジェクト」は発足した。本プロジェク トが推進しているのは研究者がスタッフとして実験を行 う体験型のプログラム。研究者はなぜその研究テーマを 選んだのだろうか。子どものころは何に関心を持ってい たのだろうか。そんな話も交えながら、教科書や本だけ では伝わってこないリアリティを持った体験授業が、子 どもたちに「興味の種」を植えていく。
企業の応援が24 社に拡大
現在このとりくみには24 社が賛同し、これまでにのべ 419 日、20,352 名(2008 年12 月現在)の小中高生に実 験教室を提供している。また、高校生向け無料サイエン ス冊子「someone」7 万部の発行や、宇宙教育プロジェク トといった教育プログラムなどを発案し、実行している。 しかし、たった1度きりで終わってしまっては意味がな い。多くの人たちを巻き込み継続的に発展していくため に、今、少しずつ活動の環が広がりはじめている。
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