教育応援プロジェクトvol.1 未来につながる発電技術と環境を考える電力館
未来につながる発電技術と環境を考える電力館
7 階と6 階をリニューアルした「電気の総合PR 館」電力館。「好奇心を充電しよう」と銘打ち、中高生にも楽しめる空間へと発展しています。
想像力をかきたてる「本物」の展示
展示見学のスタート地点である7 階で エレベーターから降りると、正面に直径 3.38m の大きなタービン翼が目に飛び込 んできます。タービンとは、発電所の発 電機を蒸気で回すプロペラのこと。この 大きさのタービンを回すには、いったい どれだけの蒸気が必要なのだろう?本や 教科書だけでは膨らませることのできな い最新技術への疑問が好奇心をかきたて ます。
環境に配慮した最新技術
電気といえば、近年は二酸化炭素削減 など環境負荷に対する工夫が欠かせませ ん。例えば、長い歴史を持つ火力発電技 術では、その技術革新により熱効率の向 上を実現しています。現在の火力発電で は、燃料を燃やして発生したガスの圧力 を利用するのみではなく、排ガスの余熱 を再利用する蒸気タービンを付けること で熱効率を高めています。展示を見てい ると、そこにどんな工夫が隠されている のかが気になってくるような空間です。 そこから少し足を進めた水力発電の ブースでは、揚水式水力発電所の模型が あります。電気はためておくことができ ないため、電力が必要になった瞬間にた めてあった電気を使うということができ ません。しかし、揚水式発電により、需 要の少ない夜間電力を利用して水を汲み 上げておき、電力需要ピーク時にその水 を流します。水の位置エネルギーを電気 エネルギーに変換して需要に備える水力 発電の活用により、急激な電力需要に対 応できるようにし、総合的に効率の良い エネルギー利用を実現しています。他に も、電圧に合わせて素材を工夫して高圧 電流を効率良く送電する技術など興味を かきたてる展示があふれていました。
電力館で課題研究テーマを探そう
こういった展示を見た生徒たちは、エ ネルギー変換の授業を思い出すかもしれ ません。それは学校での学びが実社会へ活用されていることを実感できた瞬間で す。「なぜそのような仕組みになっている のだろう?」と、展示を見て疑問を持ち、 実験や調査で興味を深める、そんな発展 学習で生徒の意欲を高めるために、電力 館で授業をしてみるのはいかがでしょう か。
電力館
電力館
開館時間 10 時~ 18 時 / 休館日 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日、夏休み期間を除く)、年末年始 / 入館料 無料 お問い合わせ TEL 03-3477-1191(代) / ホームページ http://www.denryokukan.com/
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